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  • Sep 17, 2015

アン・ハサウェイとロバート・デニーロ共演『マイ・インターン』を老若男女におススメする3つの理由

世界中の女子を虜にした大ヒット映画『プラダを着た悪魔』で恋に仕事に奮闘し、ファッション業界でキャリアアップしていく姿を等身大で演じ世界中の女性から憧れの的となったアン・ハサウェイ。
あれから9年、今度はニューヨークのファッションサイトの社長を演じる最新作『マイ・インターン』が10月10日(土)に公開される。

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ファッション
本作は、まるで『プラダを着た悪魔』の主人公のその後のような、すべてを手に入れた女性の新たな出会いと試練を描く話題作だ。
ポスタービジュアルでは、アン演じるジュールズが着ている赤いワンピースがとても印象的。本作の衣装は、『アグリー・ベティ』シリーズや映画『セックス・アンド・ザ・シティ2』を手掛けたスタッフが担当。
衣装デザイナーのジャクリーン・デメテリオが、「トレンドを見越したファッションにしたわ。例えば、フリンジ付きのサンダルもその一つ。撮影したのは1年前だから、映画が公開される時に新鮮に見えるように工夫したの」と語るように、日本では現在フリンジのファッションが流行中。
注目すべきはアンのファッションだけではなく、ロバ―ト・デニーロ演じる“シニア・インターン”のベンが醸し出す上品でこだわりのあるクラシカルな雰囲気も素晴らしい。ハンカチ、カバン、スーツ、紳士の条件を学び取ることも出来るだろう。
トレンド×クラシカルのファッション対比は本作の見どころの一つとなっている。

アン・ハサウェイとロバート・デ・ニーロ
主演女優でありながら、これほどまでに相手役を際立たせられる女優はそう多くはいない。
2001年の映画『プリティ・プリンセス』ではジュリー・アンドリュース、2006年の『プラダを着た悪魔』ではメリル・ストリープ、2012年の『レ・ミゼラブル』ではヒュー・ジャックマンと、大御所の先輩俳優との共演を経て見事に成長してきたアン。
彼女が演じるその素直でまっすぐなキャラクター像が、相手の年配俳優たちを一層輝かせる。若く素直なアン演じるキャラクターと、熟練した大人たちの知性や気品が重なり合って起こる人間模様は、多くの観客の感動をよび、作品を深みあるものに仕上げる。
本作においてもロバート・デ・ニーロともそのハーモニーが存分に共鳴し合う。アンに共感を持てるのはもちろんのこと、あらためてロバート・デ・ニーロの“凄さ”に気付かされる。
もちろん年配俳優たちも元々素晴らしい演技力且つ知性を醸し出せるからこその俳優ではあるのだが、アンと共演できる年配俳優はラッキーだと言っても過言ではない。

男らしいとか、女らしいとか、若いからとか、年寄りだからとか…。
本作では、主人公のアン演じるジュールズが起業して若くして成功、だから会社の社員もみんな若い。そこにロバート・デニーロ演じるベンという70歳のクラシカル・スタイルの人物が入って来ることによって、みんなが何かを学ぶことになる。先生と生徒の関係や会社の上司と部下というような年功序列でのことで学ぶのではない。
「ともに働く友人」として、楽しく明るく、みんなで進歩していくのだ。
観終わった後、「全ての人がハッピーに暮らしていけるように、まずは自分が自信を持って幸せにならねば!」と、超ポジティブに思える作品であることは間違いない。

『マイ・インターン』は、10月10日(土)より、新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国ロードショー。

Photo:映画『マイ・インターン』ポスタービジュアル
(C) 2015 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC.AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC ALL RIGHTS RESERVED

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