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Feb 07, 2017
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Keywords:
ガル・ガドット / クリミナル / ゲイリー・オールドマン / ケヴィン・コスナー / トミー・リー・ジョーンズ / ライアン・レイノルズ / 映画

エンターテイメント
映画「クリミナル 二人の記憶を持つ男」哀愁を帯びた超ベテラン・オジサマ俳優たちへの愛と敬意が止まらない!
- Feb 07, 2017
2月25日(土)より、映画「クリミナル 二人の記憶を持つ男」が公開になります。「クリミナル」というタイトルといい、ずいぶん厳つくなっているケヴィン・コスナーの姿といい、男性向けアクション映画だな、と多くの方は思うでしょうけれども、映画好き女史の皆さまにも、ぜひ劇場へ足を運んでもらいたいのです。
だって、ケヴィン・コスナー、ゲイリー・オールドマン、トミー・リー・ジョーンズ、ガル・ガドット、ライアン・レイノルズ。
何だか胸騒ぎのするキャスティングではありませんか。
かつて、ケヴィン・コスナーといえば? ゲイリー・オールドマンといえば? トミー・リー・ジョーンズといえば?
きっと多くの方が彼らの名演技が好きで、ハリウッド映画の世界に引き込まれて行ったことでしょう。私もそうです。
本作のストーリー:
国際秩序を崩壊させかねない重大なテロを阻止しようとしていたCIAのスパイが、任務中に非業の死を遂げた。オープニングから圧倒的な緊迫感がみなぎる本作は、殉死したスパイの“記憶”を脳に移植された死刑囚の運命を壮大なスケールで映像化したアクション・エンターテインメント。CIAとテロリストの熾烈な駆け引きを背景に、凶悪犯でありながら世界を救う“最後の希望”となった男の孤独な闘いを描き出す。記憶が失われるまでの48時間以内にテロを防がなくてはならない設定が濃密なスリルを呼び起こすとともに、未知の感情に目覚めた主人公が新たなアイデンティティーを探し求めるドラマが、観る者の胸を熱く揺さぶっていく…。
ケヴィン・コスナーが今回、この凶悪な死刑囚ジェリコという男の役を演じます。そしてゲイリー・オールドマンは、テロ犯罪者を追うCIA組織の上官役。そしてトミー・リー・ジョーンズは、殉職したCIAエージェントの記憶を、ケヴィン演じるジェリコの脳に移植するという年老いた博士の役。と、もうこの段階でちょっと●十年前では揃えられないような豪華な顔ぶれになっているわけです。
さらには昨年の「デッドプール」が大ヒットとなったライアン・レイノルズと、DCヒロインキャラクターの「ワンダーウーマン」を演じるハリウッドの新ミューズ、ガル・ガドットが、絶妙なポジショニングでケヴィン扮する凶悪犯罪者に絡んできます!
ちなみにライアンの活躍は、今回はベテラン俳優陣に気を使ってか(笑)、デップーさんのときよりもかなり控えめなのですが、その代わり、といってはなんですが、ガル・ガドットを観て欲しいわけです。彼女は素敵な奥さん役をやってるのですが、死んでしまった夫(ライアン・レイノルズ)の記憶を持つジェリコ(ケヴィン・コスナー)の出現により、心が揺れ動きます。ワンダーウーマンをやらせておくのは、ちょっともったいないんじゃないかと思うくらい、素晴らしい演技をみせています。
また、狂暴だったはずのジェリコ(ケヴィン)が、どんどん後半になるにつれて、もうスーパーヒーローみたいに思えてきてしまうという、まさに、「ケヴィン・コスナーがやるからそうなる!」みたいなドンピシャなはまり役になっていて、本当に監督の手腕に思わず感謝してしまいます。うーん、恐るべしケヴィン・コスナー。62歳だそうですが、だから何?というくらいのセクシーっぷりを放つエンディングです。基本はサスペンスですし、みんな哀愁たっぷりの中年以上の人たちなのですが、「これ2もやります?」みたいな気持ちに、心躍る気分にさせられてしまうかもしれない作品です。
映画「クリミナル 二人の記憶を持つ男」は、新宿バルト9ほかにて、2月25日(土)より全国ロードショー!
監督:アリエル・ヴロメン「THE ICEMAN 氷の処刑人」
脚本:ダグラス・S・クック、デヴィッド・ワイズバーグ「ザ・ロック」
出演:ケヴィン・コスナー、ゲイリー・オールドマン、トミー・リー・ジョーンズ、ガル・ガドット、ライアン・レイノルズ
配給:KADOKAWA
© 2015 CRIMINAL PRODUCTIONS, INC. All Rights Reserved.
公式サイト:criminal-movie.jp
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