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  • Oct 13, 2017

これはちょっと観に行った方がいいな(笑)!「DCスーパーヒーローズ vs 鷹の爪団」

世界中で熱狂的な若者ファンを増やし続けるDCキャラクターたち。スーパーマン、バットマン、ワンダーウーマンをはじめとするジャスティス・リーグと、スーパーヴィランのジョーカー、ハーレイ・クイン、ペンギンが東京へ大集合!
 

…迎え撃つ鷹の爪団の運命は!?

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ということで、タイトルを見ただけでは一瞬どういうことなのか戸惑う人もいるかもしれない本作だが、ちょっと気になるのも確か。

2016年に「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」さらに「スーサイド・スクワッド」が劇場公開され、今年は「ワンダーウーマン」「ジャスティス・リーグ」の公開と、勢いに乗っているDCコミックス出身のヒーロー&ヒロイン、そしてヴィラン(悪役)たち。

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「勢い余って、なぜか日本が誇る超低予算アニメ“鷹の爪”とタッグを組んでしまった」と、本作公式ページのイントロダクションにはあるのだが、きっとそこにはFROGMAN氏の並々ならぬ努力があったに違いない。「DCスーパーヒーローズvs鷹の爪団」というタイトルを見ると、まさに(予算の)格差コラボレーションというべき日米タッグのプロジェクト。映画史に残るチャレンジングな作品となっている。

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スーパーマン、バットマン、ワンダーウーマン…等々のキャラクターの名前を聞くと、DCヒーローズが画面いっぱいにスーパーヴィランズとアクションを繰り広げる映像を想像してしまうのだが、鷹の爪映画の最大の弱点は予算。莫大なキャラクター使用料とハイクオリティなアニメーション作画を要するジャスティス・リーグは、大富豪であるバットマンの資金援助なしでは満足にアクションを披露できず、ザコすら倒せないのだ…。この超現実的な問題と映画本体の世界観とが見事にリンクしているつくりに、観客は鷹の爪団を応援しないわけにはいかないという謎のマジックにかけられて行くこと間違いなし。

そして声優陣がまた魅力的だ。布陣が絶妙。アニメ・外画吹替の第一線で活躍する、鈴村健一(スーパーマン役)、松本梨香(ワンダーウーマン役)、浪川大輔(フラッシュ役)、中井和哉(アクアマン役)、高木渉(サイボーグ役)らが、ジャスティスリーグを担当。さらに、バットマン役には山田孝之、悪名高いジョーカーには安田顕と、かなり豪華な面々が揃っている。低予算アニメでもここまで観客を魅了することができるのは、彼らの活躍あってこそと言っても過言ではない!

ということで、ますます気になってきた方は、ぜひ大スクリーンで「DCスーパーヒーローズ vs 鷹の爪団」を鑑賞してほしい。見せ場、結構たくさんあります。

「DCスーパーヒーローズ vs 鷹の爪団」は10月21日全国ロードショー。

監督・脚本・原案:FROGMAN
キャスト:山田孝之、知英、安田顕、鈴村健一、松本梨香、浪川大輔、中井和哉、高木渉、岩田光央、内田彩、犬山イヌコ、金田朋子ほか
タイトルコール:大塚明夫
製作: DLE/ワーナーブラザース映画
制作: DLE
配給:ワーナーブラザース映画

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