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  • May 01, 2018

石垣島で紛失した水中カメラが台湾に?!台湾の人々のやさしさが生んだ奇跡が話題に。

日本の石垣島で紛失した水中カメラが台湾北東部の海岸に流れつき、現地の小学生の海岸清掃活動で発見されたことから生まれた台湾人と日本人の交流が話題となっています。

 

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今年の3月、台湾北東部・宜蘭県蘇澳鎮の岳明小で、課外活動の一環として海岸清掃活動が行われました。その際、小学5年生の男子児童が水中カメラを発見。電源が入ったため画像を確認すると、その画像が2015年9月に石垣島で撮影されたらしいことが分かりました。同校の教師がFacebookで持ち主を探している旨を呼びかけたところ、SNSだけでなく台湾や日本のマスメディアが一斉に報道、すると間もなく兵庫県の大学生・椿原世梨奈さんが石垣島で無くしたカメラとわかりました。

 

このニュースを知ったアジア最大規模の現地ツアー専門予約サイトKKday.comは、岳明小の生徒とカメラの持ち主が直接会ってカメラが手渡せるように協力させて欲しいと申し出、その助力もあり、4月27日岳明小にてカメラ返還式典が執り行われました。
式典ではカメラが発見されてからの経緯が人形劇で披露され、椿原さんと生徒らは、カメラが発見された海岸を共に訪れたりと交流を楽しみました。

 

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椿原さんは「カメラを無くした時は何の希望もなくとてもがっかりしましたが、親切な台湾の皆さんが失われた記憶を取り戻してくれました」と話し、岳明小学校で熱心に歓迎してくれた児童達に出会った際には感動の涙が。さらに「将来は台湾に留学したいです」と述べ、台湾関係者を喜ばせました。
すっかり台湾の魅力にとりつかれた椿原さんは、14歳の時にスキューバダイビングの免許をとっているアクティブ派。今回のカメラは石垣島でのダイビング中になくされたものだそうで、台湾にも美しいダイビングスポットがあると知った椿原さんは、「次、台湾に来た時はぜひダイビングをやってみたいです」と早くも次の訪台の計画を立てていました。

 

台湾の子供たち、現地スタッフのやさしさが生んだ今回の交流には心が温まります。私達日本人も見習いたいところですね。そしてゴールデンウィークでお出かけになる皆さん、貴重品はなくさないようにくれぐれもご注意を!

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