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2017年度全国の夏祭り関連ツアー申込者ランキングを阪急交通社が発表。今年は夏祭りで熱く盛り上がろう!

夏の風物詩といって思い浮かぶのが祭り。日本全国で盛大な祭りが開かれる夏、阪急交通社から昨年度開催された夏祭り関連ツアーの申込者数ランキングが発表されましたのでご紹介します。全国の数ある祭りの中でどんな夏祭りが人気なのかのぞいてみましょう。

 

1位 東北夏まつり
青森ねぶた祭<青森県>
秋田竿燈(かんとう)まつり<秋田県>
山形花笠まつり<山形県>
仙台七夕まつり<宮城県>

巨大なねぶたに圧倒される「青森ねぶた祭」には、毎年延べ200万人以上が訪れます。国重要無形民俗文化財にも指定されている「秋田竿燈まつり」は、総数約10,000個の提灯が使われた竿燈が見どころ。各団体が揃いの浴衣を着て、5~6個の花飾りのついた笠を手に持ち踊るのは「山形花笠まつり」。パレードの最後尾には飛び入りコーナーも。「仙台七夕まつり」は、3,000本を超える大きな笹飾りが圧巻です。どの祭りも日程が似通っているので効率よく見て回れるツアーに人気が集まるのも納得。何とも贅沢ですね!

本年度の開催期間
青森ねぶた祭:2018年8月2日(木)~8月7日(火)
秋田竿燈まつり:2018年8月3日(金)~8月6日(月)
山形花笠まつり:2018年8月5日(日)~ 7日(火)
仙台七夕まつり:2018年8月6日(月)~8月8日(水)

 

2位 阿波おどり<徳島県>

一時期赤字問題等で開催も危ぶまれた阿波おどりですが、2018年も無事開催が決まりました。阿波おどりは400年の歴史を持ち、県内各所で開催されますが、特に参加連(踊りのグループ)1,000組を超えるともいわれる徳島市阿波おどりには、毎年約130万人が訪れます。阿波おどりには、荒々しい男踊りと上品な女踊りがあり、その違いにも注目。

本年度の開催期間:2018年8月12日(日)~8月15日(水)

 

3位 おわら風の盆<富山県>

賑やかさではなく、幻想的な雰囲気が魅力とされる「おわら風の盆」。浴衣やはっぴ姿の男女が編み笠をかぶり、おわら節という歌に合わせて三日三晩踊り歩きます。
「おわら」という言葉の由来には、「おわらひ(大笑い)」説、「おおわら(大藁)」説、「おわらむら(小原村)」説など複数の説があるのだとか。そして「風」というのはこの時期の台風を意味し、台風を避け豊作を祈願するという由来があると言われています。

本年度の開催期間:2018年9月1日(土)~9月3日(月)

 

4位 祇園祭(ぎおんまつり)<京都府>

八坂神社の祭礼で、その始まりは1100年前とも言われる「祇園祭」。1カ月にも及ぶ期間の中で、神輿洗(みこしあらい)、山鉾巡行(やまほこじゅんこう)、神幸祭(しんこうさい)、花傘巡行(はながさじゅんこう)などさまざまな行事が行われる大規模なお祭りです。特に目玉となる山鉾巡行では、「ホイット、ホイット」など独特な掛け声で祭りを盛り上げます。
それぞれが異なる歴史、装飾を持つ、長刀鉾(なぎなたほこ)、霰天神山(あられてんじんやま)、郭巨山(かっきょやま)といった33基の山鉾も見どころのひとつ。

本年度の開催期間:2018年7月1日(日)~7月31日(火)
*山鉾巡行は7月17日(前祭)と24日(後祭)

 

5位 よさこい祭り<高知県>

昭和29年、当時の不景気風を吹き飛ばそうと開催されたのが始まりの「よさこい祭り」。正調と呼ばれ、「よっちょれ、よっちょれ」というフレーズが印象的なオリジナルとなる踊り、振り付けがあるものの、自由なアレンジが許されているのが特徴。約2万人とも言われる踊り子が個性的な衣装に身を包み、さまざまなジャンルの音楽に合わせて踊ります。最終日に開かれる全国大会で、どのチームが優勝するかという結果も気になるところ。2位の阿波踊りと組み合わせて見るのもいいですね。

本年度の開催期間:2018年8月9日(木)~8月12日(日)

 

やはり上位は有名な祭りが占めている様子。しかしながら実際に有名な祭りはテレビでしか見たことがない、という人も多いのではないでしょうか。祭りには様々な祈りが込められ、どれもが躍動感あふれ感動的。その魅力に取り憑かれ、旅行者にはリピーターが多いというのもうなづけますね。

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